ブリのあらは、閉店近かったので半額の200円になっていた。
下の息子は、生後4か月でアトピーと分かって、牛乳や卵や牛肉などを食べられなくなってしまったが、幸運にも、魚は大丈夫だった。ミルクも豆乳ばかりで体から大豆の香りが漂っていた。そんなわけで、魚を美味しく食べられるようにと早い時期から、魚の骨の摂り方を教えた。今では、教えた私よりはるかに上手になってしまって、どうすればこんなに骨だけ残して食べられるのかと思うほどである。
魚もあらの部分の方が美味しいというので、魚屋さんで粋のいいあらが出てると買って帰って塩焼きにする。
今回は、インフルエンザの予防接種の帰りに魚屋さんに寄ったせいで、閉店ギリギリだったので半額セールになっていた。いつもは398円のブリのあらも半額で200円ほどである。
頭の部分は、勿論息子がとってしまう。
他の部分も身がいっぱい残っている。
息子は頭のどこの部位が美味しいかよく知っているようである。
私は、もっぱら骨に着いた身をせせくり回して食べている。
昨今では魚も値上がりして肉より高いこともざらである。その点あらは安くて美味しいので、贔屓にしている。