6回目の新型コロナワクチン接種券が届いた。
4月の中頃、6回目の新型コロナワクチン接種券が届いた。5月に6回目の新型コロナワクチンの接種を受ける。市から届いた封筒の中にはいろんな注意事項が書かれたものが入っている。何度読んでも歯切れが悪い表現が多い。NETで調べてもよく分からん。
医療専門家でもないのに、最終的には自己責任で接種するかどうかを決めろという事か。
武田のノババックスは接種間隔が6か月と長いのはいいけれど、調べてみると「武田社ワクチン(ノババックス)には、現在流行の中心であるオミクロン株の成分は含まれず、従来株の成分のみで作られており、基本的にはファイザー社またはモデルナ社のオミクロン株対応ワクチンをおすすめしています。ただし、従来型の武田社ワクチン(ノババックス)の追加接種により、オミクロン株に対する抗体価が上昇することが確認されており、オミクロン株に対しても一定の効果が期待できるとされています。」ということである。ホームドクターに聞けという事だけれど、彼らにもピンからキリまでいて素人の我々がそれを見分けることはなかなかむつかしい。というか、むしろ、不可能。
5月以降も基本的な感染対策を「大切にしましょう」と書かれている。この言い方が微妙である。
「XBB.1.5」は、オミクロン株のうち、2022年春ごろから広がった「BA.2」の2つのタイプが組み合わさった変異ウイルス「XBB」に、さらに変異が加わっている。
XBB系統は、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質にR346T、N460K、F486Sなどの特徴的な変異を持っており、従来のオミクロン株よりも免疫から逃れる性質が強くなっているということである。
XBB.1.5はXBBよりも相対的に1.2倍実効再生産数が高くなっていると報告されている。またXBB.1.9.1はイギリスの保健安全保障庁の解析では、XBB.1.5よりもさらに感染者が増えやすいことが観察されているとのこと。
で、どうしろというのか。摂取できる限りのワクチンを打てという事か。
毎回ファイザーのワクチンを接種していたが、ワクチンのちゃんぽんの方が抗体が沢山出来るという事で一度モデルナのワクチンを受けてみたら、副反応がすごくて参ってしまった。今回もファイザーのワクチンにした。
上の比較表を見るとノババックスのワクチンの副反応は少し多いように見える。
もう、ばくちか占いの領域。
私の周りにもワクチンを拒否している人が少なからずいる。科学的な根拠はないにもかかわらず拒否している人のほとんどは注射が怖い人だという事らしい。医療等に関与している人の場合それはまずいのではないかと思うのは私だけだろうか。
新型コロナがインフルエンザとは根本的に違うのは、感染して症状のない人でも他人に感染させてしまうこととと、脳にウイルスがとどまって後遺症として軽症の人でも認知症の症状を呈する可能性があることではないか。これを無視して、経済を優先して5類に分類してしまうのは危険な気がする。この5月のゴールデンウイークが終わったら感染者が急増するような気がするが、PCR検査が有料になれば相殺されて国民には感染状況が霧の中となるのか。
「5類」移行後は、現在、全額が公費負担となっている新型コロナの検査や入院などにかかる医療費が原則として一部が自己負担となる。(今まで検査や治療、入院の費用は公費負担だったが、5月8日以降、保険診療となるため、原則自己負担。公費支援は令和5年9月末まで継続。)
保険診療になれば初診料とかの必要性が出てくるので全額無料とはならない。あくまで公費支援。
感染者の報告義務はなくなるので、毎日の感染者数や病床数の発表はなくなる。今でも正確な数ではないけれど。
これで新・新種のコロナが発生したらどうなるのだ。「5類」に慣れ切って、後手後手に回り恐ろしい事態になるのではないかと恐れる。私の杞憂に終わることを願う。