ワヤン・ゴレの人形の魅力

近頃は、日曜日毎に千里の民族博物館に出かけているような気がする。撮影がOKなので、カメラを持って行ってあれこれ写真を撮るのが楽しい。色んな展示物の中で、私のお気に入りは、ワヤン・ゴレの操り人形である。

ワヤン・ゴレは、インドネシアのジャワ島やバリ島を中心に人形を用いた伝統的な芝居に使われる操り人形である。ワヤンと言う言葉は「影」という意味である。それ故、ワヤンと言えば影絵芝居に用いられる平面の人形のほうが有名であるが、立体の人形のほうが、鑑賞には適しているし、被写体として興味が尽きない。何度もあれこれ撮影を繰り返しているが、館内が暗すぎるのが悩みの種である。ホワイトバランスを変えたりしているが、なかなか上手く撮れない。三脚は立てられないので、シャッター速度が遅くなりどうしてもピントが甘くなる。もう一度チャレンジしてみよう。