沖縄産「たんかん」というミカンを初めて食べた。
「たんかん」という沖縄のミカンをいただいた。初めて聞く名前である。勿論食べるのも初めてである。
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タンカン/短桶/たんかん/桶柑:旬の果物百科
ポンカンとネーブルオレンジの自然交配種による亜熱帯のミカンで、日本には1900年頃に伝わったらしい。ネーブルに似て、形はまんまるである。
外側の皮は硬くて薄い。内側の小袋の皮は薄くて柔らかいのでそのまま食べることが出来る。
普通のミカンとは違って身がしまっている。むしろオレンジに似ているが、手で皮を剥くことが出来る。和歌山や愛媛のミカンが多いせいかこのタンカンにはお目にかかったことがなかった。近頃あますぎるミカンが多い中、このタンカンはむしろあっさりした甘さで爽やかであった。
これは余談であるが、柑橘類の名前には「ン」の付くものが多い。ミカン、ポンカン、レモン、オレンジ、デコポン、キンカン、ブンタン等。どうしてなのかな。