雲母は鉱物の一種で6角形の結晶で薄く剥がれ、別名「きらら」とも呼ばれるようにキラキラと光るので細かく砕いて日本画の材料などにも使われる。江戸時代の版画などにも「キラ刷り」と言われ、雲母は重宝されてきた。
たまたま、画材屋で売っていた砕く前の雲母を買って持っていたが、何に使って良いのか分からず、今日まで引き出しの中に放置されていたのであるが、やっと今回、日の目を見ることとなった。


雲母の鈍い光を見ていてUVレジンで硬化させると、今までにないものが出来るのではないかと思いついたのである。


樹脂パーツを創る際にこの雲母を入れてみたところ、予想通りの美しい効果が得られた。


薄い板状結晶なので、重ならないように注意して粘着シートの上に置き、その上からUV樹脂をかけて硬化させる。裏からも樹脂で硬化させる。


雲母の他にホロ箔とポリエステルグリッターを入れてある。


雲母が重なるとUVレジンに光が届きにくいかと心配するが、雲母自体は殆ど半透明に近いのでそれほど神経質になることはない。
樹脂だけではなく鉱物が入ると化学合成品だけとは違った落ち着いた趣が得られる。