昨日から原因不明の停電を繰り返していたが、7月1日の朝6時45分、またしても停電。今度は何と「漏電」の表示が出る。主幹ブレーカーが上がらず、関電にまたしても電話をするがつながらない。


7時過ぎ、もう関電を待っていられなくなった室長はブレーカーを上げルト漏電の表示も消えていた。漏電の表示が出たので、UPSのノイズフィルターのせいかもしれないと思い、サーバー室の電源は発電機につなぎ変えておく。1時間ぐらいは電気がついて、また、落ちる。その後、数え切れないぐらい落ちる。そのうちサーバー以外でもどのコンセントに繋いでもブレーカーはおちて停電になった。これで、漏電の原因はUPSではないということになる。


午前11時過ぎ、関電の社員が高槻営業所からやっとやってくる。


関電はGIGAZINEのブレーカーをすべて調べて回った結果、漏電はGIGAZINE社内ではなく、外の引込線からの漏電であることが判明。即ち、外からの漏電で電源が入らなくなっていたのだ。


関電の社員は電柱に登って調べ始める。そして、クランプメーターをあちこちに当てて向かいのマンションから3Aの電流が電柱のアース線へ流れていたことを突き止めたのである。


関電が向かいのマンションの配電盤を開けて見ると、居住者用のスペースのみに漏電遮断器がついているだけでその他の部分についていなかったのである。それ故共有部分で起きていると思われる漏電は遮断器がないので電柱のアース線に漏れていたのである。その漏れた電流がGIGAZINNへ流れ込んだらしいのである。


やっと原因らしきことがわかった頃には日付が変わろうとしていた。

この後がまたてんやわんやの大騒ぎだったのである。(7月2日へ続く)

余談ではあるが、7月1日に入社してきた新入社員の初出社日でもあった。かわいい小柄な彼女は更に小さくなってこの会社は大丈夫なのかしら・・・と不安でいっぱいになっていたことであろう。リケジョのの彼女にはサーバーが吹っ飛べば会社も吹っ飛ぶぐらいよく理解していたことだろうから、一流企業をやめて零細企業のGIGAZINEへ転職したことを早くも後悔しているのではないかと思う。しかし、彼女の転職理由が一流企業で同じことばかりやっているよりGIGAZINEなら色んな経験ができるのではないかということであったので、その点だけは十二分に初日から達成できたのではないかと思う。どうなんでしょうかねえ・・・

詳しいお話は、当事者の編集長と室長からGIGAZINE・OFF会できいてください。
GIGAZINEオリジナルTシャツ作りオフ会「GIGAZINE・CAFE」を7月14日(日)14時開催 – GIGAZINE