5月10日、担当刑事が別件で対応中で不在だということで、上司を含む3人の掲示が出てきて告訴状を受理した。
その時点で、GIGAJINE側の弁護士は「告訴状には『不詳』と書いてあります。八木節子だけでなく、日新プランニング株式会社の関係者も捜査対象にしてくれという意味です。捜査対象の網を大きく広げてくれということだ。」
とその場で抗議した結果、
警察側は、「こちらでも既に八木節子を送検する方向で進めているが、そこへさらに日新プランニング株式会社の関係者も取り調べするということで了解した。告訴状を受け取る。」
と明言し、なんとすんなりとその場で告訴状を受け取った。

約1ヶ月後の6月6日、担当刑事より進捗状況を説明したいと連絡があり、6月10日、GIGAZINE編集長は弁護士同伴で西淀川帰札へ行く。担当刑事の説明だと、「地主のみを主犯として立件する。」という説明。5月10日の話とは全く違うではないか。そこで、弁護士は追加告訴ということで告訴状を書き直すことにした。
この時点でも警察は日清プランニングへの取り調べは全然行っていない。


6月24日に担当刑事とあって告訴状を受理して貰う約束をしたが、担当刑事は当日ドタキャン。

7月2日、2回目の約束の日も別件が入ったという理由で担当刑事はドタキャン。

遂に弁護士と編集長は頭にきて本気で立腹。弁護士は担当刑事に警告書を出す。


そこでやっと7月11日、GIGAZINE編集長は担当刑事に会って告訴状を受理してもらうことが出来たのである。
この時点で警察は渋々日新プランニングの取り調べをしようかなと言う気になったらしい。いろいろ、編集長が説明すると、ノートに控えたり、「よくそこまで調べたものだ」と感心したり、今までとは多少とも積極的であったらしい。
兎に角、反社の誓約書を警察官のいる前で書くのを拒否した日新プランニングである。調べれば調べるほど、ホコリはでてくる。警察ももっと真剣に調べれば、これは大きな事件なんだと分かるはずである。


担当刑事によると、上司からかなり叱責されたということである。なんと上司は、私のブログを読んだのである。
担当刑事は「自分は操作上余計な情報に振り回されないためにもそのようなブログは読まない。」ということであった。
更に、「当事者ではない人がなにか言うことに対して注意できないし・・・」とも、ブツブツ言っていたらしい。

最後に警察が書く調書には、なんと2時間もかかったらしい。きっと、GIGAZINEの編集長はいつもの癖が出て、誤字脱字や文章の言い回しなんかを山程の訂正をしたのではないかと思う。・・・「担当刑事さん、許してやってね。これって、1種の職業病なんです。」


5月10日から永延2ヶ月も放置と同じ状態にあったのである。あまりにもひどいではないか。やる気があるとかないとかの問題ではない。業務放棄と同じではないかと私には思える。いや、警察による嫌がらせである。そうでないというのなら警察は日新プランニングのお友達なのか。この2ヶ月の間、日新プランニングに対してより警察に対してのほうに不信感を持った。
刑事告訴を民事の示談を有利にしようとして利用する場合もあるせいか、担当刑事は「本当に民事はしていないのか。」とGIGAZINEの編集等に訪ねてきたという。もし民事でも訴えていたら、警察は喜んで「これは民事でやってくれ。」と言えるのである。GIGAZINEはお金より社会正義を優先したのである。仮にもニュースサイトの報道という立場がある。この地上げ騒ぎはここ最近急に増えてきたらしいということは、泣き寝入りしている被害者が多くいるということである。そいう状況を考えるならば、今回の事件は広がりつつある社会悪でもある。警察はさっさと検察庁へ回して不起訴にして処理すればいいと安易に考えることがないように願いたいものである。

又検察庁も、99%の勝率がないような事案は起訴しないというような恥ずかしいことは考えないでほしい。


テレビ局からの取材依頼もあったが全て断ったGIGAZINE編集長.民事事件でも訴えないで頑張っているGIGAZINE編集長。
きっと不起訴になってもなお諦めないだろう。もう今から、その時のことを考えているらしい。