Twitterに挙げられていた次のような登記簿を編集長が見つけた。早速、弟が法務局へ登記語を取りに行く。


ありがとうPM君。私達全く気づかなかった。


東端の家は持ち主が代わり、平成13年4月1日に地主は遺族より贈与を受けている。


真ん中の家は、平成28年4月1日に建物の名義人より贈与を受けている。


建物の無償譲渡なんていうと余程潰れかけの代物かなと思われるかもしれないけれど、普通の昔の家である。貸そうと思えばまだ貸せる程度の家である。Google Earthで見れば西端の家のみ屋根瓦が違っているが、これは私の父が屋根を葺き替えたからである。


ところが、無償譲渡を受けた地主は固定資産税を全く払っていないのである。払っていたのは無償譲渡したはずの家のもとの持ち主である。府税事務所の人に聞くと普通は、建物譲渡した人はその後固定資産税を払わないものである。もし次の持ち主も払わなければ差し押さえになるので次の持ち主は必ず固定資産税を払うものであると聞かされた。今回の場合、一体これはどういうことなのか。地主は不動産のことについて詳しくないからという言い訳をしているが、時効取得とか20年契約とか内容証明郵便とかはよく知っているのに固定資産税については無知だというのは信じかねる。

地主が贈与されたのは平成13年と28年で、日新Pに売った日付は、平成31年3月28日で、それを登記したのは、何と、令和1年8月7日である。日新Pが民事訴訟を起こす直前である。弁護士から注意されたのか。それともなにか裏があるのか。

なんとも薄気味悪い限りである。