
8月10日お昼過ぎ、携帯の警戒音が鳴り響き、ビックリ。近くを流れる安威川が氾濫する恐れがあるので避難警報が出たのである。
我が家は異界が仕事部屋で2,3階が住居になっている。もし、安威川の水があふれた場合、最近のハザードマップによると、床上60センチから3メートル迄浸水すると言うことである。大変!仕事場が水浸しになる!私が一人であたふたしていると、息子が「俺が見てきてやる。ほんとにヤバクなったら電話する。それからでも間に合うから、仕事道具や作品上げたら良いわ。」と言うなり防水カメラ持ってチャリンコにのってあっという間に出かけていった。
2時間ほど経って濡れ鼠になって戻ってきた。「撮って来たったで。」と言ってSDカードを渡された。急いで食事して写真の整理。

橋桁の警戒水位を超えているではないか。あの白い線を越えたら決壊水位らしい。

河川敷で日曜になるとゴルフをするおっさんに対し立てられた「ゴルフ禁止」のプラカードが、水の中に立っている。この写真、しゃれにもならない。

JRや他の私鉄は運休しているのに、阪急電車だけはがんばって走っている。

安威川上流の合流地点である。半円形になった階段の直ぐ下まで水位が上がっている。この辺がきっと決壊の危険ゾーンなのかもしれない。

合流地点から下流に向かって向かってもの凄い勢いで流れていく。雨はまだ降っている。

背の高い草が生い茂っていたところも、先端だけが見えるか、流れてきた草木戸から見合っている。サギたちは、様子の違う河原に戸惑っているのか。

どんどん水位が下がり始めている。もう大丈夫だから家へ帰ることにする。

遊歩道も水がひいている。しかし川の流れはまだ激しい。中学生らしきのが、嬉しそうに集まってくる。

柵には流されてきた草木が引っかかっている。好奇心旺盛な子供達。

暇を持て余したお父さんが幼い娘を連れて河原を散策。まだそんな状態ではないのに。
この頃、茨木市内では、スピーカーを積んだ市の広報車が、「河の水位は下がってきましたが、まだまだ危険ですので河には近づかないでください。」と繰り返していた。

あ、お父さん、娘から目を離しては危ないですよ。・・・・・「バカモン!早く帰れ!」・・・・・

この濁流にはまったら、カッパでも溺れる。「危ないから、お前達も早く帰れ!」

河には近づくなと言う市の警告を無視して集まる人々。我が息子もその中の一人である。・・・・「タワケ!」

こんな恐ろしい流れになっているとは親はツユとも知らなかった。水位はあっという間に下がっていく。

お巡りさんがパトロールして、好奇心旺盛で愚かな市民を河から排除している。「ご苦労さん。」

サギが一匹、台風の去った方角を感無量で眺めていた。・・・・・完。
のろのろしていた台風が急に速度を速めてくれたお陰で、事無きに済んだ。有り難いことです。







