お食国(みけつくに)若狭のチーズブッセをいただいた。
チーズブッセ自体はさほど珍しくはないが、箱の表に記されている「御食国」なる言葉に注意が止まった。
読み方は「みけつくに」とルビがふってある。早速ネット検索してみると、「御食国とは、古代から平安時代まで朝廷にその土地の海産物を税として貢ぐ国のことで、若狭国、志摩国、淡路国の3こくがあった。」と言う内容のことが解った。
どこで作られたかというと、福井県小浜市である。確かに、小浜市は古代、朝廷に海産物を貢いでいたが、チーズブッセと何か関係があるのだろうか。
なにやら形が少し変わっている。ひょっとするとこの形は貝なのか。それなら「みけつくに」と言う言葉と共通項がある。ただどのブッセも両端からクリームが漏れている。外のフィルムを剥がすときに、手にくっつくのが欠点かな。
そもそもブッセとはジャムやクリームを挟んだ焼き菓子のこと。このブッセは中にチーズクリームが挟んである。
お味はなかなかいける。美味しければ何も文句はないけれど、若狭のお土産ならばもう少し説明とか関連付けを詳しく書いてほしかったな。