浅井美紀さんの応用編-Ⅱ(球体利用の創作作品)
前回のの応用編はこの辺まで。何とか技法を理解するところまでであった。
その画像をPhotoshopの3D変換で球形に加工する。この変換は一発で出来るのだが、影が付いてくるのが難点。この影を削除しておく。
広角変換を使うか3D変換を使うかは画像を見て決める。
このパールをマクロ撮影した芙蓉の花の中心に置く。真珠貝がパールを作るように花もパールを作るというイメージ。この画像を500PXに投稿したが、結構な人気であった。ピンクのカラーイメージは一般受けするらしい。私としてはブルー系統が好きである。
私は写真家ではないので、どうしても綺麗に撮影するだけでは気が収まらない。ものつくりの宿命かも。このイメージ画像さえあれば、これからいくらでも絵に描き直せる時代になったのだとしみじみ思う。油絵の具を使おうが、日本画の絵の具を使おうが問題外ではないのかな。美術の世界は保守的で、時代の流れからどんどん取り残されていっている。
最終的に仕上がったのが、この画像。これは私だけの世界。浅井美紀さんのイメージを払拭出来たようである。しかし、彼女が私に大きなインパクトを与えたのも又事実である。
以上は、植物編である。次は、アクア編、即ち「水とお魚」の世界を、この球形フィルターを使って画像を作成したのである。
《明日に続く》