マンボウという魚に呆然
大阪の海遊館にいるマンボウはいつ見てもこれが魚なかと不思議に思える。ふぐの仲間らしい。
海遊館には2匹のマンボウがいる。一人では寂しくて生きていけないのか。
マンボウは神経質な魚だそうである。水槽の環境はさぞかしストレスになることだろう。
口の中に大きな舌が見える。歯もあるが上手くかめないらしい。それで、クラゲの丸呑みと言うことになるらしい。
下半身がない魚に見えるが、そんなことはない。ただ尾びれがない。背びれと尻ひれでひらひら泳ぐ。
この二匹の関係はどうなっているのだろうか。相棒が死ぬとそのショックで自分も死ぬらしい。人間社会ではあまりない。いや、殆ど無い。
壁にぶつかっても死ぬらしいので水槽の周りにはビニールが張り巡らしてある。
泳いでると言うより漂っている感じ。只、鮫なんかに追いかけられるとかなり一生懸命泳ぐらしい。一寸想像できない。
マンボウは魚にしては珍しく「まぶた」がある。只、人間のように上下に開閉するのではなく、左右に動く。死ぬと目を閉じる。
鰓穴がぴくぴく動く。体の割に口が小さい。顔だけ見ていると確かにふぐに似ている。きっと、食べればふぐに似ているのかも。以前に魚屋さんが「つくり」にしたと言っていた。