絵馬堂の絵馬を眺めて
絵馬は、何かを祈願したり、祈願成就のお礼として板に描かれたものである。古くは奈良時代に始まり、今のような形になったのが平安時代だというから絵馬は神社のロングセラー商品ということになる。自己暗示、自己満足の効果はかなりあるのだろう。
此の絵馬を集めて飾ってあるのが絵馬堂と呼ばれる建物である。
これは奈良の今井町の絵馬堂である。
見ていて飽きない。稚拙な絵から、専門職の手になったものまで色いろある。
大きな額に入れられた立派な絵馬もある。大絵馬、額絵馬と呼ばれる。神様はさぞかし忙しいかろうと思いながら、私も祈願の絵馬を描いてみたくなった。