柳まつたけを試食
近頃、見慣れない食材が店頭によく並ぶようになった。このきのこも初めてお目にかかった。
又しても、信州キノコ村。名前が「柳まつたけ」。香りと歯ごたえが松茸に似ているのだと早合点してしまった。よく読んでみれば、香りがよく、松茸の歯ごたえがあるという意味で松茸の香りがするわけではない。
しめじによく似ているが、傘の部分の色がしめじより濃い茶色である。
洗う前にどんな香りがするのか臭ってみたが特に何の香りもしない。
洗ってから、さてどのように料理をしようかと思ったが、お味噌汁にすることにした。余り複雑な料理にするとキノコの独自の味わいが消えてしまうからである。
沸騰した時点でキノコだけを取り出して味見してみた。確かに歯ごたえはあるが松茸と同じという食感でもない。香り味ともにあるのか無いのかはっきりしない。
このキノコはシャキシャキとした食感を楽しむ食材とみなしたほうが良い。淡白で歯応えのあるシメジと考えて料理すると間違いはない。