粉末青汁には野菜の酵素は存在しない。
今までは、このヤクルトの青汁を飲んでいた。
1袋4g入り。何故、2袋分の栄養成分表示になっているのか。色々入っているとはいえ、微々たるものではあるが酵素がいくばくかは入っていると思い込んでいた。
ビタミンCが全く無いということは加熱したからであろう。
基本、大麦若葉の粉末である。
朝摘み、生葉搾り製法と書かれているので、酵素が入っていると思っていたが、粉末にする工程で加熱するので酵素は死滅してしまっている。
生野菜の良さは、酵素の存在と微量元素である。
で、次に目に止まったのが、伊藤園の青汁である。「生きた乳酸菌と活きた酵素」という文字が目に飛び込んできてすぐさま買った。
原材料名を見ると、一番が食物繊維とあり何の植物かは明記されていない。どうも捨てるような植物クズで作っているらしい。
ヤクルトの青汁とは違って大麦若葉は入っていないが、いろんな植物が入っている。
栄養成分はヤクルトの青汁と変わらない。似たようなものである。
ヤクルトの青汁は1包が4グラムで、伊藤園の青汁は1包が5.5グラムもあるが、やはりビタミンCはない。
酵素は、米麹由来である。これは熱に強い。しかし、野菜の酵素は全く無い。やはり加熱の工程で分解されてしまうのだろう。一般的に酵素は熱に弱い。
そうか、それでスムージが良いと言われるのだ。青虫じゃないのでそんなに葉っぱを生のままで食べるのは難しい。青汁の粉末なら簡単で長続きしそうなので受 けたのであろう。ずぼらな私も青汁を毎日牛乳やジュースに混ぜて飲んでいた。気慰みであった。植物の酵素を摂りたいのなら生野菜を食べるに越したことはな い。加熱処理されたものには酵素はない。野菜ジュースも又、殺菌消毒のため加熱処理されているので、酵素はない。夏は暖めなくても色んな物を食べることが出来るので、加工食品はやめて生の野菜や果物を積極的に摂ろう。