ネイルチップを並べてデジカメで写真を撮り、ソフトで万華鏡処理をして画像を作ってみた。


誰か同じような万華画像を作っている人はいないかと、ネットで検索したが、私の調べた限りではいなかった。


ということは、少なくとも本邦初公開ということになる。


調べたとはいっても、日本語と英語で調べただけであるが。


模様紙の上に置くと複雑な万華模様になる。


私のネイルデザインは、指が長く見えるように縦長の構図を使っているのが特徴である。


これは30年も前のネイルデザイン。赤地に緑の箔を使っている。


まるで服地の模様のようである。


マーブリングに凝った時期のネイル。自然にできる模様に魅せられた時期である。


お菓子が並んでいるようで楽しい。


これらを見ていると、今の私の技術を使えばかなりのものが出来るのではないかと思う。


もう一度チャレンジしてみようかな。


これらはネイルエナメルと箔とビーズぐらいで出来ている。


ネイルんデザインに切箔をあしらっている人は当時いなかった。今も余り見かけない。


今なら、特殊箔や転写の技法をフル活用して面白いデザインができるような気がする。


一つ一つが懐かしい。あの頃私も若かったし、元気だった。


癌になってから、随分ものの見方が変わってきた。自分の時間を大切に使うということを学んだ。
本当にしたい事は何なのか。何が好きなのか等、自分の心に自問自答する。


若い時は時間は無限にあるような気がしていた。


若い時は自意識過剰からなのか人の目が気になった。今思うと可笑しい。誰も他人のことなんてさほど考えていないのに、ものを作っている最中でさえも時々気になったものである。現在は、ケセラセラである。


若い時は若いゆえの良さで物を作り、歳を重ねると又それなりの良さも出てくる。物を作ると自分を客観的に見るバロメーターができるし、過ぎ去る時間を結晶化できる。