「クリック」はイタリアの国民的ブランドである。日本で例えるならば、「あたり前田のクラッカー」と言ったところであるらしい。

アルカン、イタリアの国民的お菓子「クリック」ブランドから8アイテムを発売 – マイライフ手帳@ニュース

「クリック」は、クリック社が1870年にパンメーカーとして創業した当時から、現在でも広く愛され続けているイタリアを代表する、ウェハース、ビスケットやクラッカーなどの国民的ブランドだという。同社は、1903年にイタリアの菓子コンクールで金賞を受賞し、さらに、創立25周年記念祭の際には、“Industry Biscotti CRICH S.p.A(ビスケット産業の先駆者)”としても表彰されたとのこと。


やまや食品で買ったクリックのクラッカー。色んな種類があったが、エクストラ・バージンオイルとローズマリーのクラッカーを買った。


250グラムなので、かなりびっしり入っている。面白いカロリー表示である。100グラムで435キロカロリー、全体量の22%に当たる。クラッカー5枚では136キロカロリーで全体の7%に当たるという表示である。日本のお菓子の表示はこんなに親切には書かれていない。いつも自分で計算するしかない。中には出来るだけ分かりにくく書かれているものもあるぐらい。


小麦粉の他に、小麦胚芽抽出物と大麦胚芽抽出物が入っている。


表から見るとこんな具合。細かいポツポツがローズマリーのハーブ。


裏にはローズマリーはない。


袋からでしてみるとローズマリーの香りがする。


手作りのぶどうジャムを用意する。


一枚のクラッカーにひと粒ずつのせてストレートの紅茶でいただく。ローズマリーの香りと混ざって実に美味しい。日本のクラッカーでは、ローズマリーのものは見かけない。前田製菓なんかがローズマリーのクラッカーを出してほしいものである。