地震で書棚が壊れて買い直したのはいいが、詰め込んでいたので収まりきれない。
どうしても半分位は処分しなければならない。小説は大半処分することにしたがどうしても処分できないものがSFの文庫本。


あれこれ悩んが結果、ブックスキャンでデジタルにして保存することにした。

紙本の時代に育った私としては、大切な本を切り刻むことは耐え難い。ブックオフに持ち込むことも考えたが、あの買取値段を考えるとやりきれない。SFだけは時々読み直すことがあるから、どうしても手元に置きたかったので、デジタル化して置かざるを得ない。


200冊あまりのSFから、100冊を選んでブックスキャンに送ることにした。100冊は処分。10冊のみ手元に置く。


1箱50冊で5000円である。100冊で1万円。安いような高いような。


中学生の頃から読み始めたSF小説で、一番始めに呼んだのがレンズマンシリーズであった。


SF小説を読む人口が少ないので再販されることは少ない。それ故、私にとって貴重品である。


ただどうしても手元に置いておきたい古典のSFもある。
1番が、スタニスワフ・レムで、2番めがレイ・ブラッドベリである。
寝たきりになっても、目が見えて脳が壊れていない限り執念で読んでやるぞ。