以前にもドラゴンフルーツを買って食べてみたが、特に美味しいというほどでもなかったのでその後はスーパーで見かけてもスルーしてきた。今回は、知り合いから頂いたのであるが、y層とは反してビックルするほど美味しかった。


今回のドラゴンフルーツはベトナム産である。ドラゴンフルーツは中南米原産であるが、病害虫に強く寒さにさえ気をつければ育てやすいこともあって今では世界中で栽培されている。日本でも暖かい地方で栽培されている。


ドラゴンフルーツのいわれはこの外皮が龍の鱗に似ていることから来ていると言うが、この鮮やかな色に日本では敬遠される傾向にある。しかし、農薬は少なく、ビタミンやミネラルに富んだ健康食品でもある。


果肉の色は、白、ピンク、赤などがあるが、白いもののほうが甘いということである。半分に切ると半透明の白い果肉の中に黒い小さな種が転々と散らばっている。


スプーンで掬って食べるのが一番簡単であるが、皮を剥いてカットしても良い。


切ったときも包丁がすっと入ったが、スプーンでも楽にすくい取ることができた。これは十分に熟れているからである。熟れたドラゴンフルーツがこれほど美味しいとは思わなかった。甘くてとろっとした食感は一度食べたら忘れられない。果物の当たり外れは天地の差がある。今回は天であった。