
ポーシャ「こんちは、ピーチャ」
ピーチャ「うん、こ・ん・・・わ・」

ポーシャ「あなた、いつも元気ないわね。」
ピーチャ「これが普通なんよ。」

ポーシャ「私達、2つ目のゴミ箱たちにとって大切なのは何と行っても目なんよ。全ては目に始まり目に終わると言ってもいいぐらいなもんよ。」

ポーシャ「目に全ての力を込めるのよ。」

ピーチャ「こんなぐあい?」

ポーシャ「なんだか、前よりほんのわずかましになったかな。」

ポーシャ「目にカッと力を込めて見開くのよ。カーッとね。」

ピーチャ「そんなの難しいよ。だって自分の顔は見えないもの。」

ポーシャ「まばたきなんかしないで、カーッと目を開きっぱなしにしてみてよ。」

ピーチャ「そんなの出来ないよん。ぼく、緊張すると目を閉じちゃうんだもん。」

ピーチャ「ぼく、これが精一杯かも。」

ポーシャ「情けなくて涙が出てきそう、ウルウル・・・」

ピーチャ「ホント、力の限り頑張ったんだ。もう目が回ってきたよん。」

ポーシャ「涙が・・出てきて止まらない・・・」

ピーチャ「なんでそんなに泣くのよ。ボク、ボク、がんばったのに、死にものぐるいに頑張ったのに。
これ以上もう出来ないよん。プンプン、カーッ。」
ポーシャ「違うのよ。目を無理して開けていたら痛くなって涙が・・・ポロポロ・・・。でもやっと出来たじゃない。カーッと目に力が入っているわよ。それが目力よ。め・ぢ・か・ら。目力は、本気を出さないとだめなんよね。」