今年最後の手抜き料理「海老と枝豆のかき揚げ風年越しそば」
海老のかき揚げを作ろうと思うが、この年末に天ぷら油の始末は面倒である。なんとか手抜きはできないものかと考える。かき揚げは美味しいが、三つ葉や玉ねぎが一口に噛み切れないのが問題である。そばはズズッと早く一息にすすって食べるものである。そこでいろいろ考えたのである。まず、大ぶりの海老の背わたを抜いてよく水気を切っておく。
その海老に先日買った全卵の粉末をまぶしておく。この全卵粉は使いみち色々で優れものである。
野菜として枝豆と人参の細切れを天ぷら粉で少し固めに練っておく。
その中にエビを入れてフライパンに多めの油を引いて焼くのである。
枝豆なので、箸で切ることが出来る。人参はあまりたくさん入れると味が悪くなるので控えめにした。
ズボラなかき揚げ風のものが出来上がった。できたての熱々をこのまま食べてもすごく美味しい。
袋に入ったそばをビニールの口を切ってレンジでチンして、温めておいた器にネギと共に入れて出しを少しだけ注いでほぐしておく。その上に海老のかき揚げもどきを置く。
最後に鰹と昆布のだしを入れて出来上がり。
器を変えると雰囲気もガラッと変わる。
食べやすく美味しい。忙しい大晦日には食べごたえのある一品である。