手描きの地模様に一版だけシルクスクリーンを刷った布をTシャツに貼り付ける簡易方法。
布にフリーハンドで試し描きをしたものをそのままTシャツに同じように描くのは思いの外難しいものである。
フリーハンドの抽象的な図柄の上にシルクスクリーンでGIGAZINEのロゴを入れるとアクセントになる。
熱融着性のシートは、布と布を熱プレスして接着する便利な接着剤である。
布の裏にこの接着シートを置いて上と下から離型作用のあるあて紙をかぶせてアイロンで熱と圧力を加える。要するにアイロンの温度を中の強ぐらいから上の弱ぐらいの温度で体重をかけて熱プレスすれば良い。
裏に熱融着のシートが貼り付けられているのでしっかりしている、図柄に沿ってハサミで切り抜く。
こうして切り抜くと最初から意図して作ったように見える。
茶色のタマゴだけでは変化に乏しいのでこの上に図柄のシートを貼り付ける。
GIGAZINEのタマゴの上に置いてみる。茶色が主調の色になっているのでよく調和する。これで貼り付けることにする。
上にかぶせてある離型シートは料理用のオーブンシートで非常に丈夫である。このオーブンシートを2枚持っていると色んな用途に使える。
出来上がり。
尚、裏の接着シートは2重にしておくとはがれにくい。アイロンプレスする前にTシャツを洗濯して表面の防水加工や防汚加工なんかを取り除いておくと更に良い。図柄の書いた布を貼り付ける方法は少しごわつくがなかなか便利である。