夏になると、無性に食べたくなる紅生姜天。この紅生姜天を使ったお菓子やオツマミが色々出ているが今ひとつ本物には及ばない。しかし、コピーをしに行ったファミマで見つけた「紅しょうが天」には驚いた。


「しょうがをそのまま揚げました」とある通り紅生姜天そのままの味がするではないか。


生姜を関東では甘酢でつけ関西では梅酢でつける。ところが梅酢でつけると赤紫である。一体誰がこんな毒々しい真っ赤な着色をしたのか、今では生姜天は真っ赤な生姜を使うようになった。そしてその名も「紅しょうが天」。


この紅生姜天、サクサクでかつ生姜天そのものの味がするすぐれもの。


一つ物足りないのはその量の少なさ。袋の裏を見るとなんと13グラム。
フリーズドライの野菜と比べてみると同じような量と値段である。仕方なく納得。


この生姜天は保存が効くのでいくつか買っておこうとファミマに行くが、いつも売り切れ。誰も同じ思いなのだ。
もっと早く気づくべきだった。


仕方がないので、スーパーで本物の紅生姜天を買ってくる。重量を測ってみると79グラム。値段は88円。これをドライフーズにすると13グラムになるのかな。

この紅生姜天はうどんにもそばにもよく合う。クーラーのきいた部屋で熱々の生姜天を入れたうどんを食べると夏の幸せと感動でいっぱいになる。