長崎産・(特上)本マグロの目玉を塩焼きにして食べてみた。
今まで横目で見るだけで買ったことのなかったマグロの目玉を、今年のゲテモノの締めくくりとして食べてみることにした。
目玉をグリっとくり抜いたもの。脂身が多い。さぞかしDHAが多いのだろう。
ひっくり返してみると目玉。
魚の眼をこんなにじっと見たことはなかった。人間の眼とはぜんぜん違って、瞼も睫毛もない。体の両側についている目で見たら、一体どんなふうに見えているのだろうか。
ガスレンジの魚焼き器で塩焼きにする。初めての魚は焼くことにしている。煮付けにすると魚本来の味がわからなくなるからである。
魚屋で一番大きな目玉を買ったので中まで焼けるのか心配である。
9分でこれぐらい。
あと2分焼いたら火がついて燃え始めたので慌てて取り出す。
ちょっと食べてみたらとろっとしていて真に美味。塩でも醤油でもいける。
少し中の方から血が出てきた。
目玉の周りは全て食べ尽くす。
目玉の中はまだ火が通っていなかったし、かなりグロイのでこのへんで食べるのを終了した。
マグロの目玉は、食べてみるだけの価値はある。これと同じようなおいしさのものは知らない。
調べてみるとマグロの値段は地域によって大きな違いがある。近くにマグロをあげる港があればものすごく安いし、通販なんかで買うと高い。1個50円から1000円までの開きがある。又自分ちで料理しないで割烹料亭なんかで食べると1個数千円もする。今日はなんだか得をしたような気持ちになった。