コロナ流行以来、買い物は30分以内に終えるようにしているので、新製品の場合じっくり吟味する暇はない。カルビーの新製品だということと、外の袋がいつもと全く違うので、これは今までとは全く違うものだととんでもない思い込みをしてしまったのである。


要するに、かっぱえびせんをチョコでコーティングしてあるのだと思ったところまでは間違いはなかった。


原材料名を見たとしても気が付かなかったと思う。


袋を開けるとさしてチョコレートの香りもしない。形だけはいつものかっぱえびせんである。


お皿に出して、ブログのための撮影。こってりとチョコが着いていないように見えたのも、自分の思い込みを強固にしてしまったのである。


食べてみてあれっと思った。チョコは塩味ではないのである。あれれ?塩チョコと書いてあるではないか。
これは何かの間違いなのだ。しかし、カルビーほどの会社が間違いを犯すはずはないとすれば、間違っているのは私である。


もう一度袋の説明を読み直したところ、裏側に「ほどよい甘さのチョコレートとかっぱえびせんの塩味でやめられない止まらないおいしさ!」と書かれている。どこにも塩味のチョコレートとは書かれていないのである。ガクッとくる。

私の思い込みは、かっぱえびせんは薄味の和風のお菓子であるからには、チョコも砂糖味ではなく塩味で、今までになかった味わいなのだと勝手に思い込んだことである。塩味のチョコとは一体どんな味なのかぜひ味わってみたかった。勝手に思い込んだのは私の方であるのにもかかわらず、だまされた様な気分になってしまった。

それでもふくれっ面で「チョコカルビーかっぱえびせん」をポリポリ食べていたら、それなりにおいしかったので時間とともに気が沈まったのである。