資生堂の「水のいらないシャンプー」は非常用グッズとしては合格。
今日は3月11日。東北大震災から早くも11年も経った。この間防災用品を試しては買いそろえてきた。今まで気になって試さなかったものの一つが「水のいらないシ「ャンプー」、いわゆるドライシャンプーである。
「水のいらないシャンプー」は、ラーメンに例えてみればインスタントラーメンのようなものなのか。。
成分のほとんどが、アルコールと水である。後は若干のトリートメント成分である。
頭に振り掛けてマツサージをしてふき取るだけらしいが、そんなに簡単に行くものか。
まず試しに部分的にやってみる。シュパシュパと水っぽいのが頭皮を流れていくので、一時に多量の溶液をかけると首すじまで垂れるので要注意である。この後に指でもみもみする。
しかし、アルコール成分が多いので乾燥が早いので手早くしなければならない。
後はタオルで拭き取れば終了。手早くすれば10~15分ぐらいで終わる。
髪の脂分は結構取れてサラサラになるが、頭皮の汚れはそれほど取れているようには思えない。頭皮はガーゼに浸み込ませて丁寧に髪の毛の間を拭くようにした方が良い。
何回か使ってみての感想だと、これはシャンプーの代わりにはならない。どうしても普通のシャンプーができない時のピンチヒッター的な代用品としての髪の汚れ落としといった商品である。震災とか、入院とか、水が使えない時には便利であるが、毎日使うには適していない。
インスタントラーメンに例えたが、これは間違いである。インスタントラーメンなら熱いお湯を必要とするが、お湯を使わないラーメンらしきものといえば、ベビースターラーメンの類のお菓子である。ドライシャンプーは、ラーメン専門店のラーメンとベビースターラーメンの違い位の差がある。
それでも震災グッズとしては合格である。