雪女というのが一体どのような生物なのかよく分かっていません。しかし、雪女の子供はすべて女の子だけなのです。

実は雪女が子供を産むために男性は必要はないのではないかと言われています。いわゆる単為生殖なのです。
雪女の物語では、雪女は吹雪の雪山で助けた男と結婚して子供をもうけます。男性は単に子供をもうける刺激の役目しかおっていないという事のようです。
しかし、雪女は、母乳で子供を育てます。後は人間と同じ食事で育ちます。

ただ、雪女の子供は、年頃になるといなくなってしまいます。恐らく母親と同じ雪山へ消えて行くのでしょう。
これらの推測を裏付けるのは、雪女と一緒に暮らした男の証言記録が残っているからです。雪女に助けられた一件を話してもらった村長さんが、後世のために書いておいたのです。その文章の中に、雪女の娘が年頃になった時、娘は母親の雪女にそっくりだったという事が書かれています。雪のように白い肌とやや釣り目の一重の切れ長な目や、いくら寒い日でも薄着でも平気だったこと等、共通点を上げればきりがないというほどだったと男は語ったそうです。
一番不思議だったのは、雪女がいる部屋は真夏でも涼しかったようで、雪女がいなくなった後、娘と一緒に寝ているといつも涼しかったと、懐かしそうに思い出して話すとという事です。黒澤明の「雪女」という映画は、この村長が残した記録を参考にしたらしいのです。
ただ、村の人々の間では、雪女が物知りで、その上、古い昔の話をよく知っていたそうで、故郷のことを訊くと、遠い北の方でもう忘れてしまったといつも話をはぐらかしていたという事で、執拗に訊くと、雪女は深いため息をハーとつき、周りの空気が凍り付いたように感じて誰もそれ以上は訊くことができなかったとか。
娘が村からいなくなると、村人たちは今まで控えていた思いを語り始めたのです。その話が人から人へと伝わり、雪女の伝説が出来上がり、今もなお語り継がれているのです。
それでも、今でも謎なのは、雪女は人間なのかそうではないのかという事です。
現在では、雪女は凍り付いた火星か木星からやって来た異星人ではなかったかと言われています。
今でも雪女は、前人未到の雪山で生きているのではないかと言われています。