こんなに紅麹について執着するのかと言うと、少し前にした血液検査の結果、ほんの少しではあるが腎臓機能が標準域を外れていたからである。
まずこんな結果初めてで気になっていたところへ、今回の紅麹の騒ぎであるから、気になるのは当然である。
そこで、次に気になるのが、小林製薬は信頼に値するのかという事であったが、2か月も黙っていた会社であるから疑心暗鬼にかられるというものである。
この紅麹サプリを飲んで、腎臓を悪くした人の初期症状はいかなるものだったのか気になり調べてみた。
初期症状が出る時はかなり病が進んでいると思ってもよいのではないか。今回のサプリを長期にわたって飲んでいた人の初期症状は、「1日3粒。サプリを飲み始めて数週間後、むくみや倦怠感と共に次第に尿が出にくくなり、激しい腹痛に襲われるようになり尿の色が濃くなった。」ということで、腎臓機能が低下したことが明らかとなった。
ベニコウジサプリは「機能性表示食品」で、パッケージに、健康の維持や増進に役立つという食品の機能を表示したものである。
販売前に、事業者が食品の安全性や機能性の科学的な根拠などを、国が定めるルールにのっとり消費者庁に届け出て公表する必要があるが、許可制ではなく、国の審査も行われないため、事業者の責任で適正に販売することになっている。
【“同じロットの原料使用”】
記者会見で小林製薬の渡邊淳 信頼性保証本部長は、腎疾患と製品との関連は調査中だとしたうえで、「腎疾患を発症した人が摂取していた製品にはいずれも同じロットの原料が使われており、分析したところ、私たちが想定していない成分が含まれている可能性があることがわかった。この成分がなにかまだ特定できていないが、紅麹を培養する過程で作られるという報告がある、シトリニンという毒素は検出されなかった。大学の研究室とともに調査を進めていて、人体への影響が分かりしだい伝えたい」と説明しました。
小林製薬によりますと、今回の報告を受けて成分を分析したところ、「シトリニン」は検出されず、青カビから発生することがある「プベルル酸」という物質が含まれていた可能性が高いということで、今後、国の協力を受けながら詳しい原因を調査していくこということである。
腎臓病を起こした原因は未だにはっきりしないが、亡くなった方たちはいずれも腎臓疾患を患っていたことが明らかになった。
急性腎機能障害の代表的な症状は、尿量の減少あるいは無尿、タンパク尿、血尿、むくみ(浮腫)、褐色調の尿、吐き気、食欲不振、全身倦怠感、意欲減退、痙攣(けいれん)、尿量の変化などであるが、初期段階ではほとんど自覚症状がなく、検査してはじめて分かる場合が多い。 腎臓病が進行して腎臓の働きが低下した状態を腎不全といい、回復する場合がある急性腎不全と回復する見込みのない慢性腎不全に大別される。今回の場合は、急性腎機能障害である。

【腎臓の形と場所】
腎臓はそら豆のような形をした握りこぶし大の一対の臓器である。 後腹膜というお腹の背中側、背骨の両脇、横隔膜(おうかくまく)の下に位置する。 手を後ろに回してわき腹と背骨の中間あたりの場所にある。
【急性腎障害】
急性腎障害とは、数時間~数日の間に急激に腎機能が低下する状態である。 尿から老廃物を排泄できなくなり、さらに体内の水分量や塩分量など(体液)を調節することができなくなる。 早急に原因を突き止め、その治療を行うとともに、透析治療などで体のバランスを整える必要がある。
【急性腎不全の治療法】
急性腎不全は早期に原因を取り除けたら、腎臓の機能を回復できる可能性がある。 脱水や出血で腎臓への血流が低下している場合には、出血の原因となっている病気を治療しながら、点滴や輸血で腎臓に血液が届くようにする。
【むくみ】
腎臓病の初期症状としては、足・手・顔などがパンパンに腫れてしまう「むくみ(浮腫)」があげられます。 血液をろ過している腎臓の糸球体に障害が起こると、網の目が目詰まりして血液を十分ろ過することができなくなり、老廃物や余分な水分、塩分を体外に排泄できなくなる。
【背中や腰の痛み』
腎臓が悪くなると、腎臓は腎被膜という膜に覆われており、この腎被膜には神経がある。 腎臓が何らかの原因で腫れると、腎被膜が急激に伸展し痛みが生じる。 腎臓は背中や腰近くに位置するため、腎臓が腫れた際は背中や腰に痛みを生じる。
腎臓に細菌が感染した場合、背中や脇腹がとても痛い」「吐き気がする」「残尿感がある」「尿に血が混じる」などの症状が出る事や、 腹痛、発熱などの症状が出ることもある。
【頻尿または夜間の頻尿】
腎臓の機能低下により、尿量が増えるため、頻尿や夜間の頻尿が現れることがある。
その他の尿の異常としては、尿の色が濃くなるとか、泡立つなどの症状がある。
【急性腎不全の完治】
急性の場合は、約60%が完全に回復すると言われるが、約30%は腎機能低下が残存し、約10%は腎代替療法 (透析療法) が必要になる。 したがって、新たな薬剤の開始後は、定期的に血液検査による腎機能の推移をみることが重要である。