今までで一番渋い輝きのエポキシレジンはこれだ。
日本板ガラスが作ったメタシャイン。数ミクロンの薄いガラスに金属を真空蒸着させたものである。
恐らくクロムだったと思うが、底光りがして金属の重厚な輝きが美しい。
このメタシャインを2液性のエポキシレジンで固めてみた。
裏側から見ると特に美しい。
今までに色んなレジンのパーツを作ってきたが、このメタシャインがダントツな輝きである。
レジン自他のプラスチック自体の質感の軽さは、いかにいろんな材料を入れようと免れなかった。
しかし、メタシャインは例外であった。
この黒光りするクロムは商品化されなかったと聞いているが、誠にもったいない素材である。