クマリオン

息子が買った人型入力デバイスクマリオン。

人型の動きを自由に３ＤＣＧにできるらしい。アニメを作るときなんかに非常に役に立つそうだ。アナログ人間の私には、想像を超えている代物。しかし、最近つくづく「映像の世紀」だと思うようになってきた。遠い昔、若かった頃、開けても暮れてもデッサンに明け暮れ、挙げ句の果てに手のひらの親指の付け根から軟骨が出てきたことがあった。どの様な人間の体位でも動きでも描くことが出来なくてはという一念であったように思う。科学技術の加速的な波は、あっという間に私の頭上を越えていったのであろうか。意のままにパソコンを操作している息子達を観ていると、クマリオンのロボットに見えてくる。