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ブログを書き始めたけれど、何としんどいことか。頭の構造が文字に特化していないらしく、文章を書くことには、何の楽しさも喜びも見い出せない。これじゃあいけない、どうにかしなければと悩んだ挙げ句、書店でみつけてきたのが、この本、「書くことについて スティーヴン・キング」である。書くことを楽しむコツみたいなことを、中心に据えて、書くことの技や術を指南している。今まで読んだ文章読本とは、かなり違う。読み物としてもおもしろい。信じるに値するかも、とおもったので、早速実験してみることにした。それが、ブログに書いた「スケルトン」である。11日間書きつづけて、何とか実験終了。大まかなストーリーのみで、詳細なプロットは無し。兎に角、出たとこ勝負で書いてみた。こんないい加減なことで楽しいのかな、と思ったが、それが結構楽しい。思わぬ展開に自分で驚いたりしながら、ちまちま書いてみた。描き始めた頃、これらの11枚のスケルトンの絵には、タイトルさえ付いてはいなかったのである。単にスケルトン達が、何やら死後もむにゅむにゅ話をしているのってユーモラスだなと思って落書きしたものである。苦肉の策で、私は絵描きであって物書き屋ではないから、紙芝居風に試してみた。結果、実にに楽しかったのである。スティーヴン・キングの言にウソは無かった。
ひょっとすれば、絵を描くことだって同じかもしれないと、ふと思った。