2012-02-26_0010
印象の強い個性的なヒトの顔は、何年経っても忘れない。名前の方は忘却の彼方。記憶に刻まれた顔の印象の方が、協調されデフォルメされている。古漬けのたくあんのようなもの。何ともいえない味わいがある。この絵は、北野高校の数学の先生で、何時も腰のベルトにタオルをぶら下げていた。まじめでいい先生だった。授業中によく先生の漫画を描いていたが、明くる日、隣のクラスの掲示板に私の描いた漫画が貼られていて驚いたことがある。懐かしい思い出である。