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1987年、ニューヨーク展をした時、MOMA()で買った万華鏡である。赤い筒は、ケースで、下のグレイの筒が万華鏡である。

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この万華鏡自体がアート作品であるらしい。1978年にJudith Karelによって初めて創られた曰く付きの万華鏡らしい。

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値段は、18ドルで、当時の1ドルは270円ぐらいだったように記憶している。
この万華鏡が、珍しいものだという認識がなかったためと、覗いて見てもボーッとした映像が見えるだけだったので、きっとこの万華鏡で箔アートを見た方が良いという結論に達したのである。

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そこで、カラスコープの先の偏光板が入っている部分を取り除いて、ガラス球を取り付けた。

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筒にきっちり収まるガラス球を探すのが大変で、結局、松屋町のガラス食器の問屋で探して貰った。この様に、ガラス球を先端部に取り付けた万華鏡をTeleidoscope(テレイドスコープ)と言うらしい。きっと、KARASCOPEをTEJEIDOSCOPEに改造した万華鏡は、世界初かも。無知とはホンマ恐ろしい。

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何はともあれ、改造万華鏡で箔アートを見たら、何とまあ美しいことか。これは、デジタル写真である。動画で見たら、もっと楽しい。パナソニックのGM-1でならきっと綺麗に撮れるはず。