おきゅうとを試食する。
1年ほど前から、横目で見て通り過ぎていた。何がいやかというと、この色。とても食欲のわく色合いではない。
近頃、30度を超える日がある。このおきゅうとうなるものを、冷たく冷やしてワサビ醤油で頂いたらひょっとして美味しいかも。・・・で、買って帰る。名前の所に、上は「おきゅうと」、下は「おきゅうとう」と描かれてある。一体どっちなのか。
原材料を見ると、テングサのみ。即ち、これは、テングサの延べ棒なんだ。寒天やところてんの親戚みたいなもの。
わさび醤油を作って、一口食べてみる。まずくはないが、美味しくもない。少し海草臭い。テングサを炊いて固めるときに、何か入れればこの海草臭さを隠せるのかも知れない。ところてんを食べるとき、三杯酢や辛子醤油で食べる。このおきゅうとうも、刺身のようにわさび醤油で食べるのではなく、三杯酢や辛子醤油で食したらどうかと思って試してみた。結論から言うと、「人それぞれ、好みの問題」ってことかな。
なにより、一パックに入っている量が多すぎる。3日続きでは、一寸いやになる。せめて半量にしてほしい。後で、ネット検索してみたら、おきゅうとは博多市から、九州全体に広がったらしいこと。語源は「お救人」又は、「沖人」らしい。テングサだけのものは只のところてんだと書いてあった。では、九州に行った折には、是非とも「おきゅうと」を食べてみなくては。付けるものも、ごま油醤油、鰹節醤油、酢味噌なども美味しいそうである。フムフム・・・・