Pixelstick(ピクセルスティック)ービルの玄関
Pixelstick(ピクセルスティック)で作った画像を見てCG(コンピューターグラフィックス)だと勘違いする人が多い。これはシャッタースピードを10秒から30秒位で、スティックに並んだ200個のLED電球の明滅によって光の軌跡をデジタルカメラでとらえたものである。
証明のために町中に出る羽目になった。天気が悪かったので、ビルの屋根があるところで実行することにした。階段は怖い。スティックが階段に当たるし、つまずいて転びそうになるしで命がけ。結局45秒ぐらいの開放にしてゆっくり上がり下りをしたので、夜であるにもかかわらず明るく写ってしまった。
部屋の内部だと天井高が限られているので思い切り振り回せないが、ここは広いので思い切りスティックを振り回すことができる。
いつもとは違った形が出るのが面白い。調子が乗ってきたところで、ビルのガードマンが出てきて、「なにをしているのですか。」と不審がられた。こちらは、はあーはあー息切れがしてしんどい上に、血液は手足の方に入っているので、まともに答えられない。で、口から出た言葉は、大声で「撮影中、邪魔しないで!」。ガードマンは何がなんやら分からないが、お邪魔なのだということだけは理解したようで、逃げる様に消えてしまった。いまさら遅いが「スイマセン」。
とにかくいつもとは空間が違うので、コントロール出来ない。
やっとどうにか慣れてきた時には、電池切れ。Pixelstick(ピクセルスティック)の電池は単3形の電池が8本で2時間から3時間ぐらいもつ。今まで使った電池の数は、数え切れない。