スウィングカットのハサミを買った。
茨木市内のみずしまの文房具店でこのハサミを見つけた。
2014年度の「日本文具大賞」を貰っている。その上、このデザインも気に入った。
最上級のチタン加工のものを買った。1200円。
支点をずらすことで引き切りの効果を出しているということである。
なんとも言えない機能美。
開くとこんな風に下の刃のほうが長い。下の刃がすくい上げるように上の刃と噛み合い最後に両方の刃の先端がぴったりと合うしかけになっている。
実際に使ってみると、紙の重ね切りはずれにくい。しかし、新聞の重ね切りには刃の長さが短すぎる。薄いフィルムを着ると途中で引っかかるような感じで上手く切れない。このハサミのどこが機能的なのかよく分からない。「帯に短したすきに長し」とはこのハサミのこと。それとも私の要求度が高過ぎるのか。刃の厚さも厚すぎ。せめて新聞を引き切りするためのも刃の長さを倍にする必要がある。
スウィングカットのはさみは、途中までは、コクヨのハサミPT-250で途中から先端までは、コクヨのハサミPF220である。その途中の部分でフィルムが引っかかるのである。せっかく、「夢のハサミを見つけた」と期待し過ぎたようである。ついでに言うなら、握りのグリップは中央のPF220が一番良い。次がスウィングカットのはさみである。最悪が、右のコクヨのハサミPT-250。
長時間ハサミを使い続けるには、3点固定でグリップを握らないと親指への負担が大きくなり、腱鞘炎になる。もうすでにハサミの使いすぎで腱鞘炎になっている私が言うのだから本当である。ホントのホント。