
ワン公「おい、近頃お前たちエラーイ人気じゃないか。どうしてなん?」
にゃん子「分かんにゃい。」

にゃん子「ママニャン、どうしてニャン達は人気があるにゃん?」
ママニャン「いつも、ヒトの顔色をうかがってシッポを振っているワンコたちを見ていて、人間は自分達の姿に重なったんじゃないかにゃ。人類は数が増えすぎた上に、情 報の嵐に振り回されて心底疲れてるんよ。そんな時、超然としてゴーマイウェイの私達にゃんこを見て癒やされるのね。その上、ニャン達は夜行性でしょ。人 様が見ている時はほとんどうつらうつら寝ているでしょ。その姿を見てお疲れの人間様もこんなふうに一日中寝ていたいと思うのだにゃ。せいぜい私達にゃん こたちは超然としていましょ。」

パパワン「おいらの指導者、ワン公様がおっしゃるにはワン達の栄華も今や過去のものになろうとしているらしい。お前の可愛いだけの時代は過ぎ去ろうとしているのだ。 プラスアルファがなくちゃーならないのだワン。ましてこの間のように、ご主人様の靴を噛みまくるなんざーもっての他。分かったかな。」
チビワン「僕ネコニャンになりたいワン。だって、何の努力もしないのにご主人様に好かれるなんていいワン。」
パパワンもチビワンの意見に同意して、その後、この二匹の親子はネコニャン達の生態を観察することを日課とするようになったのである。いつの日か、ネコらしい犬たちを散歩させる人達を見かけるようになるのだろうか。