
「ママー 助けてー。」
「どしてこんな所に入ったのよ。大丈夫、ママが助けてあげるから。」

「もうちょっとよ。ガンバッテ。」
「ウーン・・・・」

「ここの取っ手のところに手をかけて。」
「よいしょと・・・。」

「エイッ。」
「イテー。骨が折れたかも。血は出てないけれど。」

「どうにか助かったわね。まあ、死にはしないから。」
「ウン・・・でも・・・痛いことは痛いんだ。」

「さあ、下に降りましょ。」
「ハイ、ママ。」

「小さいときは、何にでも好奇心を持つものなのよ。でも、後先を考えないで行動をすると自分の手に負えなくなることになるの。賢い子はね、同じ過ちを繰り返さないの。今日のことを何度も思い出すことね。ママの言うことを忘れないようにね。分かった。」
「ボク・・・・・・トラウマになりそう。」