スーパーで買い物したついでにミントチョコを探したら、いつの間にかルックのミントチョコが消えていた。茨木市のイオンが先日改装したら高級志向になったらしくてショックを受けている。仕方ないので、他のミントチョコを探したら、森永のミントチョコを見つけたが、その横にパクチー味のチョコがあった。


このチョコは正しくは、焼き菓子である。


チョコの焼き菓子ではあるがなかなか美味しい。ミント味も程々でこれはいい。


問題はこのパクチー味のチョコ焼き菓子。一袋に10粒。近頃よくパクチーという名を聞くが、パクチーとは英語名ではコリアンダーのことでセリ科の香辛料であり、中国パセリとも呼ばれ、日本でも古くから知られている。パクチーという呼び名はタイ語である。


外側は体温でも溶けない。中側は体温で溶けるらしい。コリアンダー入りのチョコである。


一粒22キロカロリーだから、10粒で220キロカロリー。オヤツは100キロカロリーまでと決めているから、一日5粒までということになる。


試食してみたら、ただのチョコの焼き菓子で一体何がパクチーなのかわからない。しかし、2粒目を食べてみるとチョコ以外の味がかすかに感じられる。3粒目になるとはっきりコリアンダーの味がわかってくる。4粒目と5粒目は安心してコリアンダーチョコを味わう。なかなか他ではない味わいで言葉ではなんとも言い表しにくい。


原材料名を見ると、パクチー粉末は後ろから4番目なので、きっとほんの僅かしか入っていないのだろうが、このギリギリの線を探すのが大変だったのだろう。結構パクチー味はイマイチという人がいるが、よく聞いてみると、チューブ入りのパクチーのことを言っているらしい。生のパクチーにしても量が多すぎると美味しくない。パクチーは仄かに香るぐらいが日本人には向いている。そういう観点から言うとこのパクチーチョコは成功しているといえる。