誰でも描けるようになる「超初心者漫画講座」-9
この漫画講座は、超が付く様に漫画は描いてみたいが全くと言っていいほど絵がヘタクソで諦めていた人のための講座である。講座というほどのものではなく、かと言って教室でもなく、そう、勉強学校という感じかな。
今回は、隣のお姉さんを描く。例によってまず円を描く。タマゴを逆さまにしたような形の円である。
体の左側を描く。頭の2倍ぐらいの大きさで良い。
次に右側の線を描く。少し対称性を欠いてもいい。
ドレスの裾を描く。ヒラヒラの練習である。
左側の腕を少しカーブを付けて描く。
右側の腕の袖を描く。少し下の方に向けてみる。
足を描く。足首はほっそりと描くこと。
もう一方の足も描く。
足首から下を描く。
もう一方も描く。
左側の手を描く。手のひらを上にしたところを描く。右側の手を描く。こちらは手のひらは下に向ける。
目を入れる。左右の形を少し違えて描くと表情が豊かになる。
小さな鼻を描く。大きく鼻を描くとおばさんぽくなるので注意。
お姉さんなので、小さく口を描く。
目の玉と虹彩を描く。眉毛も入れる。
目の下にまつげを描く。上にもまつげを描くと付けまつ毛のようなのでやめておく。
前髪を描く。前髪は左側から右側へ描くと描きやすい。髪の毛の先は同じにならないように変化をつける。
頭の中央から左側に髪の毛を入れる。
更に右側の髪の毛も描く。
首周りのレースのヒラヒラを描く。
服に斜め模様のチェックを描く。体と左右の袖の線の傾きは少しずつ違えると動きが出る。
体の部分に反対の傾きの線を入れる。等間隔にならなくても気にしない。
左側の袖にも線を加える。
右側の袖にも線を加える。これで、服の模様は出来上がり。
靴を描く。
最後に、髪の毛と靴を塗る。髪の毛を塗る時は髪の毛の方向に沿って鉛筆を動かすと良い。
参考までに、左右対象に描いてみたので、比較してみてほしい。少しは体の動きとはどういうことかお分かりいただけたと思う。
何時からでも間に合うから描いてみよう。一度は見ながら描き、次に順番を憶えて見ないで描く。これを繰り返していると必ず何も見ないでも漫画を描けるようになる。きっとなるはずである。