このおばあさん(第2次世界大戦を生き抜いた)にも少女時代があったはず。今回はこのおばあさんの少女時代(戦前)を描くことにする。


こんな同じことばかりと思っているかもしれないが、これをクリアしないと何時までたっても自信のない細い線を何本もひいて輪郭を作り、紙をくるくる回し時間ばかりかかってしまう。このブログの方法に慣れると一本の線で描くことに慣れるので、タブレットに移行しやすいので頑張って欲しい。それから、何度も言うが、トレースして絵を描く練習をしてはならない。見ながら描くことを原則にすべし。そうすれば練習すればするほど必ず上達する。

例によって円を描く事によって頭を描く。


下半身を描く。


足を描く。ちょっと足らしい曲線で表現すること。


向かって左側の足を見ながら、右側の足を描く。脳にこの回路を作るのだ。


左側の腕を描く。


右側の腕は上に上げてみよう。このバージョンは初めてだと思う。


左側の腕の先に手を描く。


右側にも手を描く。


ウエストラインを描く。太いのではなく服をたくさん着ているのだ。


目玉を描く。左右の目の違いが心の動きを表現。


少女にでっかい鼻はなし。小さいお鼻を描く。


口を描く。若いので口角は上に上げる。


眉毛を描く。


耳を描く。目の位置ぐらい。


前髪のラインを中央に引く。


髪の切込みを描く。


そのまま右耳まで。


右側とは違う切れ込みを左側に描く。


そのまま左側へ。これで前髪の出来上がり。


頭の周りに髪の毛を一回り大きく左側から描く。


次に同じように右側を描く。


首の周りにヒラヒラを描く。戦前はこういう飾りはヨソユキの服である。


上着に水玉の模様を入れる。自然に散らすこと。


スラックスにチェックの模様をつける。これは以前にやったので思い出すこと。


首元にも同じ模様を描く。ついでに靴のゴム底を描く。


靴の上部の境を描く。


体育館シューズのような靴にする。


髪の毛を丁寧に描いてみる。中心から外側へ。目を二重に。


口の中を描く。最後に髪と襟元と靴を塗る。おばあさんの面影を彷彿とする少女像の出来上がり。
今日は終戦記念日。黙祷。

昔は戦争というものは結構な戦利品があったが、現在ではマイナスばかりになる。よってどの国も戦争はしたくない。北朝鮮は核戦争を恐喝のツールにするつもりか。
愚かな国である。平和こそが、国にとって得るものが多いと言うのに。