今日は、夏休み最後の日。


メルカリで読書感想文が売ってあるらしい。


スーパーの書籍・文具売り場にはまだ自由研究キットが売られていた。


2つ違いの妹は、毎年8月の最後の3日間で家族を総動員して夏休みの宿題をやっていた。もちろん私も手伝わされる。
夏休みのはじめに作られた立派な計画表が空々しい。

今でも忘れられないのが、私が妹のために書いた代作の書道が賞を取ったことである。勢いがあってよかったらしい。一発書きでやっつけったからだろう。


学校によっては、一週間前とか3日前に登校させるところもある。


おとなになってもやはり子供の夏休みの宿題を手伝わされた。


一番厄介なのが、魔の自由研究。


長男の時は色々手伝って研究に励んだものであるが、次男の時は何とか手抜きですまそうとあれこれ策略を巡らせた。


長男と次男は10歳の年の差であるから、長男の自由研究なんか捨ててしまっている。


そこで思いついたのが、長男の高校の文化祭のバザー巡りをしてめぼしいものを買い漁ったのである。


現物があれば後は楽なもの。もっともらしいレポートをくっつけて挿絵なんかも書いて提出。


あまりにもっともらしくやりすぎて、クラスの代表研究となって展示された時は肝を冷やした。


一体どれぐらいの子どもたちが自分ひとりでこの自由研究をやるのだろうか。自由研究とは名ばかりで、親のインテリジェンスの程度を試しているのではないかとさえ思える。自由なら、やってもやらなくてもいいのでは?