かりんを貰ったので、かりん酒を作りたいけれど、何ヶ月もかかる。今から作ると初夏に出来上がる。気の短い私はそんなに待てない。一日でかりん酒を作る方法はないかと頭を悩ませる。
そこで、かりん酒モドキを作ることにした。カリンは喉の炎症や咳止めに効くので、この冬こそ利用できるのである。

かりんの優れた効能と栄養4選-薬効成分が豊富なかりん

【かりんの効能と栄養】
1.のどの炎症を緩和、咳止めの効能あり – アミダグリン
2.免疫力の強化・感染・風邪の予防 – ビタミンCやポリフェノール
3.疲労回復の効能もあり – クエン酸やリンゴ酸
4.むくみを予防するカリウム・カラダを温めるビタミンCやクエン酸
5.便秘・下痢の改善や解消の効能あり – 食物繊維ペクチン


かりんの実は、非常に硬いが、このかりんはかなり熟れているので少しマシ。硬い花梨の実を切り分けるのにはじめは苦労した。


両方のヘタを切り落とす。指を切り落とさないように。両方のヘタを切り落とすと安定するので後は比較的ラクである。


半分に切る。


八等分にする。


種の部分を切り落とす。


皮をむく。


更に薄く切る。


アク抜きのために一度にこぼす。(沸騰させたらすぐに茹でた水を捨てる)


ひたひたになるぐらいの水を入れて、実と同量位の砂糖を入れて、ストーブの上でグツグツ煮詰める。


煮詰まってくる度に水を加える。かりんは喉に良い。これから風邪の季節だから役に立ちそう。


硬い花梨の実も柔らかくなって美味しくなった。目的はこのシロップである。甘酸っぱくて美味しい。


出来上がったかりんシロップと実を瓶詰めにして保存。このシロップを焼酎割りにするとかりん酒モドキの出来上がり。お酒を入れなければお湯で割って子供もかりんジュースとして飲むことが出来る。2時間弱で出来上がり。


花梨の実を煮詰めてグラニュー糖をまぶして花梨の実の砂糖漬けも出来るが、今回はパス。ひたすら風邪に備えることにする。