
再び、ライトペインティングをやりだす。以前のファイルの整理もこの時とばかりに始める。
偶然にも、Pixelstick(ピクセルスティック)で作ったライトペインティング画像の向きを変えると印象が違って見える事に気づいた。

本来は横向きなのであるがこれを縦画像に変えると、垂直方向が強調される。

横向きの画像は、広がりはあるが軽やかさに欠ける。

画像を縦向きに変えると、垂直方向への動きが出て上昇していく。

この画像なんかは、器のように見えるがこれを縦画像に置き換えると・・・

人間が立っている彫像のように見える。

本来のこの画像は花をイメージして作ったものである。

これを縦画像にしてみると、現代彫刻のように見える。

横向きよりも縦向きのほうが立体に見える。

立体感というのは縦方向の強調であるのかもしれない。

遠近感というものは、横画面だと平面化する傾向にあるのかもしれない。

もしそうであるならば、縦長の映画を作ってみれば、一目瞭然なのかもしれない。

地面にへばりついた重い横長の画面。

重力場に逆らった縦型の画面。

そのように考えると正方形の画面というのは最悪ではないかと思う。しかし、一方で、縦長や横長を自由に使いこなしている漫画の書割を見ると、其の違いをうまく利用して効果的に使っているのには感心させられる。

正方形というのは、どの方向への動きもシャットアウトされている閉じ込められた世界である。
切り取られた正方形の狭苦しい世界が、現代日本人の心理状態にピッタリするのかもしれない。