京都市には、景観条例があるほどだから、電柱の写真は余り迫力のあるものを期待していなかったが、大通りから一歩奥に入るとそこは電柱天国であった。


四条烏丸から河原町通を上がった界隈を大通りからそれた繁華街の電柱は誠に見事である。


電柱を地中化しようとして地下を掘ったらなら、きっと何やら遺跡が出てきて工事が中断してしまうに違いないので、気安く地面を掘れないのだろう。京都市民は景観より交通渋滞のほうが気になるのだろう。


京都の景観が台無しになろうと京都市民は余り気にしないようである。少しずつ増えてきたのだから慣れてしまったのか。


祇園祭の山鉾が通る道はできるだけ道を渡って電線を引かないようにしているらしい。
この通りを山鉾は通らないのだろう。


この通りの電線は、通りを直角に渡した電線はないようなので山鉾は通ることが出来る。


この通りは、電線が平行に走っている。山鉾が通るのか。


空を見上げると縦横に電線が見える。


特に飲食街が集まっている所の電線は凄まじい混乱ぶり。


アートフルですらあるように思えてくる。


電線が市街地図のように思えてくる。


ぐるぐるに巻かれた電線があちこちで見られる。


電線のタコ足配線かな。


アーケードの上の電線。


寺院の周りも電柱と電線に取り囲まれている。


寺院と言えども電気は必要。


一本の電柱から一体何本の電線が引かれているのか。


上を見上げてばかりで首が痛い。上ばかり見ているので車に轢かれそうにもなった。外人の観光客に、一体何を撮っているのかときかれたが、しどろもどろで上手く答えられなかった。ここは日本一の観光都市なのだということを忘れていた。


ここの電柱も見事であった。電線が電線からぶら下がっているように見える。


迷路のように張り巡らされた電線をデジカメで撮りまくった。


気がついたら早くも夕方。飲まず食わずでヘロヘロになってしまった。しかし、電線マニアには京都の繁華街は素晴らしいの一言に尽きる。