島根県江津の知り合いから桑茶を頂いた。この桑茶は島根県江津市桜江で有機農法で栽培された桑茶である。桑のことを英語で「マルベリー」といい、桑の葉で作ったお茶を「マルベリーハーブ」のティーという。


桑茶はカルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル成分、ビタミンA・C・Eなどのビタミン類を含み、ポリフェノールなどもあり、抗酸化作用・便秘改善などの効果がある。
血糖値を抑制する「DNJ」(1-デオキシノジリマイシン)や島根の桑の葉から発見された「Q3MG」(ケルセチン-3- マロニルグルコシド)が含まれ、血糖値抑制・抗コレステロール・抗動脈硬化等の効用も望める。
食前に飲めば、血糖値の急激な上昇を抑制することが出来る。


島根県の桜江では、農業生産法人(有)桜江町桑茶生産組合を作って桑茶とその関連製品を作っているようである。

有機へのこだわり | 有機桑の葉専門店 桜江町桑茶生産組合


「煮出す場合は1ティーパックで500CCから1リットルの水を沸騰させた後に入れ4~5分間ゆっくり加熱する。ティーポットの場合は、500CCの水を沸かして1ティーパックを入れその後火を止めて5分ほど蒸らす。」


箱から出すとアルミの蒸着フィルムの袋に入っている。


2.5グラム入りのティーパックが15包入っている。15包で540円であるから安くはないが、有機農法なので割高にならざるを得ない。NETで検索したら有機農法以外の桑茶であればもっと安いものもあるようだ。


ティーパックの中身は、綺麗な黄緑色の桑の葉の粉砕したもの。


葉以外のスジなんかも少しは混じっているが、ほぼ均一である。


1リットルの水に入れて煮出す。ヤカンを使うと色の状態だよく見えないので敢えてお鍋を使うことにした。


5分ほどすると黄緑色のお茶ができた。


透明感があってきれいな色である。緑茶に比べてやや黄色みが強い。飲んでみると緑茶とは違って渋みがなく、まろやかなハーブと言った感じでのみやすい。ノンカフェインなので寝る前でも安心して飲める。