地震の後片付けが7割位出来たかなと思ったら、今度は台風21号の直撃を受けた。

ものすごい風でリビングのガラス戸が曲がっているのが分かってびびった。昭和36年の室戸台風と同じぐらいの勢いであった。ゴーゴーという不気味な音に混じって何かが壊れる音の繰り返しに心臓がドッキンドッキン。急激な気圧変化に頭痛が始まる。踏んだり蹴ったり。

台風が通り過ぎて恐る恐る玄関を開けてみたら。ブロック塀の上のガルバリウム鋼板が取れて吹っ飛んでいた。


庭に出てみたら、コンクリートの破片。家のどこの部分かわからない物があちこちに散乱。


倒れた自転車を起こして呆然とするばかり。自分の家のものではない木片も混じっている。


1本大きくて太い材木も飛んできていた。


ベランダの仕切板がなくなっている。


台風の暴風雨圏に入っている間にものすごい音がしたのはこれだった。


仕切板は割れてベランダに散乱してた。


テレビが映らないのでアンテナを見に行ってみたらアンテナは折れてぶら下がっている。


ベランダから周りの家を見てみると。軒並みアンテナがひっくり返っている。
地震の後にブルーシートをかぶせて未だに工務店の順番待ちをしていた家は其の覆いも吹っ飛んで更に瓦も飛んでいってしまっていた。


マンションの手すりが取れかかっている。お向かえの家の大きな灯籠が壊れて転がっていた。あんなに重いものがばらばらになるなんて想像を絶する風だったのだ。


こんなにたくさんのアンテナが壊れてしまったら電気屋さんはいつ来てくれるのだろうかとため息がでる。


停電していたらアンテナがあっても仕方ないのだけれど。関電はどこがどの程度の断線しているのかさえ把握できていないと市会議員のブログに書いってあったと息子が言う。停電の復旧には数日かかると関電のページに出ていた。地震の時より後遺症は大きそう。車のエンジンで発電してパソコンを繋ぐ。


暴風雨の間、屋根を覆っていたブルーシートや工事の覆いがが飛んでいた。台風が行き過ぎた後、街を脱出する人たちが続出。


屋根の上の画像ならいいかとブログに乗せているが、庭はどの家も大変な惨状である。


建築中のマンションの覆いがめちゃめちゃ。周りの家はさぞかし怖かったことであろう。


こちらに家も地震の修理が終わっていないうちに台風被害に見舞われたようである。


我家のベランダの物干し場はこの通り。なんとかしなければ洗濯物が干せない。


夕食の支度をしてベランダにあがってみると西の空は「台風って何?」と言わんばかりに夕焼けに輝いていた。