「祝蕾」という名前に惹かれて買ってきた。「祝うつぼみ」とは何を祝うのかと言うと、もうすぐ春が来るということを祝うらしい。要するに春の訪れを予感させる食材である。


「祝蕾」は別名「子持ち高菜」と言われるように、アブラナ科の高菜と同じ仲間である。食感はアスパラガスのようで、味は高菜のピリ辛さとほろ苦さを特徴とする。


一株のおおきさは50~60センチもあり、食用部分は脇芽の蕾に煮た部分を若採りする。
祝蕾は冬季が温暖(10~20℃の秋冬野菜)な平坦地で栽培される。


祝蕾の横に紹介文のコピーが置いてあった。この祝蕾は和洋どのような料理にも会うという使いやすい食材であるそうな。


天ぷらはもとより、野菜炒め、パスタなどに使っても美味しいらしい。


まず半分に割ってみる。包丁がサクッと入る。


4等分する。生でも食べられるということなので端を少し味見。少し苦辛い。


豚肉と紫玉葱と一緒に塩コショウで炒める。


思いの外簡単に火が通る。


炒めると祝蕾は淡く高菜っぽい味がした。とにかく黄緑色がきれいで春の訪れを予感させる野菜にふさわしい。ということは受験生にとっても縁起の良い食材と言えるのではないか。