「故意にやった建造物損壊」現場の一部始終を防犯カメラは見ていた。
2回目の建造物損壊の一部始終を見ていた目撃者がいたにもかかわらず、故意に壊したという証拠がないと駄目だという警察。
建造物損壊罪については故意も過失もないからこそ執行猶予がなく実刑のみなのではないか。それでも故意だという証拠がなければ犯罪とみなすことはできないと主張する警察には参ってしまった。
見張りを頼んでおいた人が、自分がパニクって動画を撮らなかったことに責任を感じてなんとかしなければならないとあれこれ考えていた所、ちょうど現場の向かいにある建材店「キク建材」の軒先の防犯カメラを見つけたのである。早速「キク建」の店主にお願いして動画を見せてほしいと頼んだが、店主は操作の仕方がわからない。そこで登場したのが下の息子。それから3時間ほどかかってこれぞと思われる証拠写真を取り出して自分のPCに保存したのである。勿論動画も全て保存した。
家の後半分がまるでノコギリで切り取ったように破壊されているのを見ると、これが手が滑ってたまたま壊れたようには考えられない。これが過失によるものだとすれば超常現象である。
現行犯というのは犯罪が起こった直後でも明白に犯罪性が認められるときは逮捕できる。今回の場合は現行犯逮捕できると思っていた。
只こんな揉め事は民事でしてほしいと思う警察の気持ちもわからないではない。税金を使って捜査し告訴しても、裏で示談したり民事の有利な手段に使われたのでは警察としてはたまったものではない。しかし、私達は正義を優先したいのである。なんとしてもこのような常習犯的な輩は刑事事件で裁判にかけてほしいのである。野放しにしておけばこれからも被害者は出るはず。
警察の方でも今回の業者は刑事事件にならないように手慣れていると見ている。
防犯カメラにはいろんな動画あったが、1枚だけここに上げておく。駐車場のアスファルトを剥がしているはずのショベルカーのアームを家の高さまで振り上げて、まさに家を破壊している瞬間である。リュックを背負った男性が写っているが、目撃していたSさんの話ではこの人物が号令をかけていたということである。警察が来たときにはこの男性はいなくなっていたそうである。
警察がやってきた後も、駐車場のアスファルトを丁寧に手作業で撤去作業する解体作業員。警察が来なければショベルカーで手が滑ったと言って建物を叩き壊すつもりだったのだろう。業者の方からしてみれば、どうしていつもコヤツたちは作業中にやって来て邪魔ばかりするのかと腹を立てているに違いない。今後もずっと見張ってもらうつもりである。彼ならできる。
この防犯カメラの持ち主の話によると、以前何かの事件が起こった時に警察がやってきてこの防犯カメラの画像を見せてほしいと言われて協力したそうである。だから、警察はこの防犯カメラに全てが写っていることを知っているはずであるから、証拠として使うはずである。故にあれこれたくさんの画像を上げると捜査妨害になるのも嫌なので1枚だけにしたが、業者にはここに防犯カメラがあるということを知っておいてほしいのである。これからも24時間お前たちは見張られているということを肝に銘じておいてほしい。
今の所、聴く建材の社長とSさんだけが頼みの綱なのである。これ以上壊されたら無くなってしまうではないか。
今日は朝から雨が降っていたのだが、何やらカメラを持った人が現場の前をウロウロしていた。もし、ギガジン読者ならSさんを励ましてあげてほしい。