GIGAZINE編集長の自転車をなんとかもっとアニメ調にしようと頑張っているうちにこれぐらいになった。2度とできないのでではないかと不安になって夜のふけるのも構わずパソコンに向かい続ける。


反対方向からの自転車の画像。


自転車ができるのなら、家の画像も加工してみる。


遠景より近景のほうが処理しやすい。


このイラストを描くとなったらきっと大変だろう。


ところどころボーっとしているのがなんとも言えない味わいがあって好きだ。


建物を解体された残骸もこうしてみると新建材が使われていないので自然でいい。これらの木材を勝手に処分できないのが残念である。これらの木材で作品を作ってみたい。


人間はそう簡単にはアニメ化は出来ないようである。


それでも背景をアニメ化するのにはこの方法が簡単でいい。


このぐちゃぐちゃになった解体現場もかなり上手く処理することができるようになった。


たった一台のショベルカーでここまで壊された現場を見つめていると、このまま固定して美術館に持って行きたくなった。
まさにこの現場は現代アートそのものである。


今までは虚しいという思いばかりが募っていたが、こうして現代の矛盾を孕んだ象徴としてみるとまさにこの破壊現場は我々に非日常的な空間を異なった方向から見ることを教えてくれる。


手前の人物は現実の中にどっぷり使っている。ひたすらこの目障りな古い建物をショベルカーの手が滑って壊してしまったということにして一刻も早く処理したいと必死なのである。彼の目の中にこの建物は単なる障害物でしかない。


窓もドアも失われてしまった建物。夜になるとその侘しさはひとしおである。


人間の情念も今は静まりかえって建物は昔の思い出に身を任せているようである。
この画像の建物は更に壊されていくのである。


この悲惨な光景。建物は叫んだりしないが、人の心には聞こえることもある。